赤ちゃんの嘔吐(2)
赤ちゃんは、様々な原因で嘔吐をします。
ここでは、赤ちゃんの嘔吐に関係する病気について書いてみたいと思います。
■吐乳・溢乳
赤ちゃんが授乳直後にミルクを吐くことを吐乳・溢乳と言います。
生後2・3ヶ月くらいの赤ちゃんに多い症状で、おっぱいやミルクを飲みすぎたり、空気も一緒に飲んでしまって吐いてしまうことがあります。授乳の後は、ゲップをさせることが必要ですが、そのゲップの時にミルクを吐いてしまうようなことは、病気ではないので、心配はいりません。授乳の後、縦抱きにし、背中をトントンしてゲップを促してあげましょう。そして、ゲップをした後に、お布団に寝かせてあげるようにしてください。ミルクやおっぱいを飲みながら寝てしまう赤ちゃんも多いですよね。ゲップをする前に寝てしまった場合は、背中にバスタオルを当てるなどして、赤ちゃんのお顔が横向きになるように寝かせてあげると良いと思います。
■先天性噴門弛緩症
赤ちゃんが元気であれば、嘔吐してもそれほど心配はありませんが、生後間もない赤ちゃんは、噴門の筋肉が未発達のため、食べ物や飲み物が逆流してしまうために起こります。嘔吐を減らす方法としては、1回の授乳量を減らして、一日の授乳の回数を増やすことです。それでも、毎回吐いてしまう場合や、体重が増えないようであれば、お医者さんに診てもらうようにしましょう。
■肥厚性幽門狭窄症
生後、2・3週間の赤ちゃんに現れる症状で、授乳のたびに、噴水のように激しく吐きます。飲んだものが、胃から逆流し、十二指腸に流れない状態になるために起こります。激しく吐くので、体重が増えず、栄養不良になることもあるので、お医者さんに相談し、早めの対応が必要です。
他にも、嘔吐から考えられる病気は、ウイルス性胃腸炎、腸重積症、脳炎、食中毒なども考えられます。普段から、赤ちゃんの様子をよく観察し、いつもと違う状態であるときは、早めにお医者さんに連れて行くようにすると安心ですね。
