赤ちゃんの感染症
赤ちゃんが、熱を出すと、とても心配ですね。赤ちゃんは、抵抗力が弱く、ウィルスなどにも感染しやすいですし、またウィルスの繁殖を抑えようと、身体が熱を発するようにできています。
熱を伴う感染には、一部ですが、以下のようなものがあります。
■急性中耳炎
症状は、発熱、耳の痛み、耳垂れなどがあります。季節的には、冬にかかることが多いですが、水遊びなどで感染し、夏にかかることもあります。あかちゃんの耳管は、太くて短く、水平になっているので、喉から入った細菌が耳管に付きやすく炎症を起こします。耳垂れが出て、お母さんが病気に気付くこともありますが、赤ちゃんが、耳を触りながら、グズグズするようなことがあったら、要注意。早めに病院を受診しましょう。ひどくなる前であれば、耳鼻科でなくても小児科でも対処してもらえます。耳垂れが出ているようなときは、耳鼻科に直接行くほうが適切ですね。
■尿路感染症
尿路感染症は、生まれてすぐ新生児の赤ちゃんでもかかります。症状は突然高熱になり、嘔吐や下痢などの症状が見られ、季節を問わずかかります。
尿路(おしっこの通り道)に細菌が進入し、炎症を起こすことが原因ですが、赤ちゃんのおしっこの回数が極端に増えたり、おしっこが出るときに痛がるというような場合は、尿路感染症が疑われます。尿路感染症の場合は、せきや鼻水といった、風邪などに特徴的な症状が出ませんので、突然38度以上の熱が出て、お母さんが始めて気が付くことが殆どです。普段から、大腸菌などの感染を防ぐために、陰部の清潔を心がけてあげることです。再発することもありますから、注意しましょう。
■ヘルパンギーナ
喉に水疱ができ、突然高熱が出ます。1歳くらいからかかりやすくなり、冬にも見られますが、夏に多い病気です。喉の水疱は痛みを伴いますから、ミルクの飲みが悪くなったり、離乳食などの食べ方も少なくなります。水分補給は、しっかりしてあげましょう。また、とても強い感染力がありますから、大人にも感染します。おむつこうかんの時などは、石鹸でしっかり手を洗いましょう。兄弟でも感染することが多く、幼稚園や保育園でも流行します。
■突発性発疹
生後はじめての発熱が、「突発性発疹」だったと言われるお母さんが多いです。高熱が出た後、お腹を中心に発疹が出ますが、熱が高くても、比較的元気な赤ちゃんが多いようです。この突発性発疹も、ウィルスが原因です。2回かかる子供さんがいらっしゃいます。発疹は、2・3日で消え、跡も残りません。
